eBay輸出で「これからアメリカからじゃんじゃんドルをもぎ取ってやる!」と鼻息荒くして意気込んだ僕が、まさか登録住所の証明 で2ヶ月も足止めを食らうとは思いませんでした。
これからeBayを始めようとしている方、特に法人アカウント×Payoneer連携でスタートする人は、ぜひ僕の体験を参考にしてほしいです。
かつて一度挫折したeBay輸出。
英語のやり取りがおっくうで、とりあえずアカウントだけ作って挫折した僕ですが、今は違う。
この時代にやらなきゃ損。英語力ゼロでもいける!
と、鼻息荒く10年ほど前に作成していたeBay法人アカウントを再稼働。
そしてそれに合わせて3月28日、Payoneerの法人アカウントも開設しました。
Payoneerの本人確認(登録住所の証明 )は手元にある書類提出で済む、そう思ってました。が、提出→NG→再提出の無限ループに突入。
登録住所の証明 とは、本当にその住所で活動しているのか?、架空の住所ではないか?ということ。
お送りいただいた書類の種類が、当社がお願いしていたものと異なります。
ご提供いただいた書類は受理できません。
ペイオニアからこの定型文メールが届くたびに、心が折れそうに。
ペイオニアに求められているのは、登録住所の確認。その条件はペイオニアに登録した情報と、それを証明する書類の郵便番号、県名、都市、町名等の完全な一致。
いまでも納得いかないのが、日本国が認めた登記簿謄本が通らないってどういうこと?
“トランプ政権はいかれてやがる”
もう、ペイオニアの担当者にわざといじわるされているのではないか?
複数の書類を合わせたものではダメなのかをペイオニアに問い合わせた結果、担当のジョアンから返信が来たけど……また例の定型文。全然、融通が効かない。
お送りいただいた書類の種類が、当社がお願いしていたものと異なります。
ご提供いただいた書類は受理できません。
この定型文メールが届くたびに、心が折れそうに。
一番入手しやすいであろう銀行系の証明書関係のフォーマットを見たら、何かしら不足しているので、提出しても通らないのは明白。
意外と、ペイオニアの求める、完全に一致する住所の証明って難しいんだなと思いました。
銀行系は全滅したので、次は公共料金。
まず電力会社に行って、海外の金融機関に登録住所の証明で使いたい旨を伝え、変更可能とのことだったので、ガッツポーズで帰宅。しかし数週間後、届いた請求書は……
あらびっくり。何も変わってねー!
もう一度チャレンジ。ペイオニアの国際基準に遵守した住所に変更してほしい と要望を紙面にして丁寧にお願いしてたら、とうとう上司っぽい人まで登場。
かなり下手に出て説明しているのに、説明すればするほどクレーマーっ扱いぽくなってくる始末。
もう電力会社には期待できないので、次は水道局へ。
あらかじめ概要を電話で問い合わせると、「ああ、大丈夫ですよ」とのことで、住所変更要望書を提出。またまたガッツポーズ。
しかし数日後──
「請求書の住所欄は変えられません。送り先の住所だけ要望通りで届くと思います」
う〜ん、微妙だ。それであのペイオニアが納得するのか?
それから数週間後、ついに水道局からの請求書が届いた。
表面の住所は指定通りに変更してもらったペイオニアの言う国際基準とやらに完璧に変更されている。しかし、請求書面の使用場所には県名も郵便番号もなし……でももうこれで行くしかない。
祈る気持ちで表裏スキャンしてペイオニアへ提出!
それから数日後、ペイオニアから一通のメールが届いた。
3月末に初申請して、約2ヶ月後の5月23日──
PayoneerアカウントでeBayの売上を受取ることができるようになりました。
というメールが届いた瞬間、涙が出そうでした。
グッジョブ、水道局!
「住所記載」だけじゃダメ → 郵便番号、都道府県、市町村、会社名が必要
公共料金明細の裏面も大事! → 表裏セットで勝負すべし
補足文・翻訳添付は不要 → 原本スキャンそのまま
もし水道局がダメだったら…
電力会社を乗り換えるつもりでした。
Yahoo!でんき や ソフトバンクでんきなど、県外から明細が届く電力会社なら、県名・郵便番号入りのフォーマットになっている可能性が高いからです。
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本人確認でつまずくと、マジで心が折れます。
でも、ちゃんと突破口はあります。
僕のようにムダなループを繰り返さないためにも、
最初から「郵便番号・県名・市区町村・会社名がそろった公共料金明細の表裏セット」で提出してください。
eBayはまだスタートライン。ここから一緒に、アメリカからドルをもぎ取ってやりましょう!
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(※本記事が同じ悩みを抱える人の助けになれば嬉しいです)